樹木葬とお地蔵さま

2026.09.28

京都東福寺霊源院からのお墓のコラム

樹木葬とお地蔵さま

東福寺霊源院指定石材店のオフィス石太郎です。

お地蔵さまは、我々にとって一番身近な仏様ではないかと思います。

お地蔵さまの祀られた祠の前を、小学校に通った記憶など、思い出される方も多いのではないでしょうか。

本項では「樹木葬とお地蔵さま」をテーマに、お地蔵さまのお話を取り上げてみます。

有名なお話「笠地蔵」

お地蔵さまのお話で最も有名なのは「笠地蔵のお話」ではないでしょうか。

笠地蔵のお話ですが、下記のような感じの話だったと思います。

笠を売りに出たお爺さんが、雪の降る帰り道に、売れ残ってしまった笠を道に佇む六地蔵さまに被せてあげました。

夜に自宅にいると、お地蔵さま達が、たんまり食材を乗せたソリを引いてお礼に来て下さった。

途方に暮れている時や困っているような時であっても、誰かに親切にすると巡り巡って自分に返ってくるという教訓がこのお話には込められています。

皆さんは「回向(えこう)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ご命日などでのお墓参りの際に、ご住職が墓前でお経をあげて故人様をお供養されることを「墓前回向(ぼぜんえこう)」といって、お寺では一般的に行われる故人様への追善供養です。

日頃、自身が積んだ善行を故人様に巡らせ(お供えして?)お供養をしますと、巡り巡って全ての徳積みに繋がるというようなことらしいです。

墓石店という職業柄、墓前での読経に立ち会う機会があります。

そのようなことを思い浮かべながら、少し離れた場所から墓前回向を眺めていますと、周囲の木々が少しだけキラキラしているような気がします。

六地蔵のお話

お寺や墓地の入り口などで、六体のお地蔵さまを見かけることが多いのではないでしょうか。

このようなお地蔵さまを六地蔵と呼んでいます。

仏教では、生き物は死後に、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道という六道のいずれかに生まれ変わるといわれているそうです。

六体のお地蔵さまは、各自がそれぞれの世界を担当してくださっています。

東福寺霊源院の樹木葬付き永代供養墓

また、旧道などを行きますと道の端っこにお地蔵さまがおられることがあります。

おそらくこのようなお地蔵さまには、旅人の安全を願って建てた、土地に住む村人思いが込められているのではないでしょうか。

カーナビの普及により、最近は道を覚えられなくなっている人も増えているように感じます。

六つの道があるようですので、ご納骨の際に「あちゃー、道を間違えた!」という場合は、我が家のお地蔵さまに尋ねてください。

霊源院の樹木葬付き永代供養墓ですが、その道に精通したお地蔵さまが近くにいらっしゃいますので安心です。

永代供養墓「祈り」に込めた思い

筆者は、お地蔵さまという仏様には、常に人を思いやる気持ちを教わっているような気がします。

小さなお子さんがお参りをされる際に、少しでもお墓に関心をもっていただけると嬉しく思います。

その子が結婚してできたお子さんが手を合わせる姿を見て、自身の子供の頃の姿を重ねて思い出していただければ嬉しく思います。

また、生前建墓の方が躊躇いなく自身のお墓のお地蔵さまに手を合わせていただければ嬉しく思います。

このような思いを込めて、霊源院の樹木葬付き永代供養墓「祈り」を設計させていただきました。

こちらのお地蔵さまは

時々、筆者が造っていると誤解される方がおられますが、樹木葬付き永代供養墓に採用の「わらべ地蔵さま」は、香川県在住の石工さんが製作をしています。

筆者は、昔からその石工さんが造る石仏が好きで、主に石像関係を依頼してきました。

出逢ってから二十数年が経ち、お互いが歳をとってまいりました。

石工さんは目を患うなどもあって、無理をお願いして用意していただいたわらべお地蔵さまです。

ご見学のお客様に、笑顔で「可愛い」といっていただくことも多く、このお地蔵さまを造っていただいて良かったと思っています。

まとめ

霊源院の樹木葬付き永代供養墓「祈り」の第2期受付分も徐々に残り少なくなってまいりました。

資料をご希望の方には郵送させていただきます。

墓地の見学をご希望の方も遠慮なくお尋ねください。

  • 有限会社 オフィス石太郎オフィス石太郎
  • 担当 柳田 貴人
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