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【永代供養墓】霊園と寺院墓地でのメリット・デメリット

2021.07.30

永代供養墓をお考えの方へ!

霊園と寺院墓地でのメリット・デメリット

2021年7月30日

「霊園と寺院墓地のどちらを選ぶべきか?」

永代供養墓には色々な種類がありますが、お墓が建つ墓地も大きく分けて2つのタイプがあります。

ここでは、永代供養墓や様々なお墓がならぶ墓地について解説をしたいと思います。

霊園

  • 公園墓地や規模の大きな共同墓地などを霊園と呼びます。

  • 寺院が運営をしている霊園も多いのですが、霊園では宗教や宗派を問わずに受付をしている事が原則になります。

  • 稀に敷地内にお寺の本堂があるところもありますが、宗教色をあまり感じさせない外観のところが一般的です。

  • 永代供養墓のある霊園では、宗教法人が運営をしている場合はそちらの住職が定期的な供養をしています。

  • 公営墓地、自治会墓地、財団が運営する墓地などでは、近隣寺院の住職が毎年交代しながら永代供養墓の前で合同法要を行っています。

  • 管理事務所のある霊園では、墓地使用許可証の発行や埋葬の際の手続きなどを霊園職員が行います。

  • 自治会が管理する墓地では、町内会長や地域の役員などが手続きを行っています。

寺院墓地

  • お寺の境内にある墓地を寺院墓地や寺院境内墓地といいます。

  • 原則としては、そちらの檀家さんや同じ宗派の方のための墓地です。

  • 墓地を申し込む際の条件につきましては、檀家条件や墓檀家条件など各寺院によってことなります。

  • 墓檀家条件とは、寺院境内での仏教行事は、そちらのご住職にしていただくことを条件にお墓の使用や埋葬を依頼することをいいます。

  • 墓檀家条件では、改宗をしなければいけないという規定はありません。

永代供養墓 霊園でのメリット・デメリット

霊園の中でも自治会墓地は、地元にお住いの方のための墓地ですので、一般の方は規模の大きい公園墓地などを検討していただくことになります。

公園墓地などの大型の霊園は、山の斜面を利用したものなど、郊外にあることが多く、交通アクセスに難点があります。

メリットとしましては、お墓の数が多いことから1件当たりの経費は少なく、寺院墓地に比べて費用を抑えた募集をしている傾向にあります。

後継者がおられずに永代供養墓に納骨された場合は、夫婦のどちらかを埋葬された後に、高齢者が一人でお参りをされるには、少し不向きな面がございます。

永代供養墓 寺院墓地でのメリット・デメリット

街中にある寺院では、公共の交通機関を利用したお墓参りが可能です。

建っているお墓の数が少ないため、霊園と比べた場合のお盆やお彼岸のお参りの際の混雑は少なくなります。

もうひとつのメリットは、永代供養墓を通じて信頼できる住職とご縁が出来る事です。

宗派を問わずに永代供養墓の受付をしている寺院の場合でも、先々の法事や葬儀の相談に対応してただけます。

デメリットとしましては、宗派にこだわりのある方の場合、選ぶ際の選択肢が少なくなります。

檀家さん以外の一般の方から、永代供養墓を受付している寺院が少ないため、宗派を限定しますと該当する寺院は大変少なくなります。

以前に永代供養墓の種類について紹介いたしましたが、今回はお墓の建つ墓地についてメリットやデメリットを紹介させていただきました。

まとめ

「お墓のことは、よくわからない」と仰る方が多いのではないかと思います。

皆様がお墓のことを考えられる際に、頭を整理していただく材料になれば幸いに思います。

当院でも、永代供養墓に関するご相談を受け付けております。

何かお困りのことがございましたら、気軽にご相談ください。

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