本堂西側の庭が生まれ変わりました

2021.06.12

有難いご縁に心から感謝です

早い梅雨入りからもう2週間が過ぎました。

最初の頃は、けっこうな雨が続きましたが、最近は空梅雨のような気配です。

梅雨なのに庭の水撒きに追われるとは思いませんでした。

昨年作庭した本堂前の庭は、木洩れ日の庭「翠陰苑」と名付けましたが、お参りの皆さんにお楽しみ頂いています。

このたび本堂西側の庭を作庭

少し前に大工さんに本堂西側の屋根中央から伸びたトユを奥の位置に変更していただき、西側の庭を曽根造園の女性専務に作庭をお願いしていました。

しばらくの間、植木屋さん図面に沿った工事を致しておりましたが、先日作業が終了しました。

紅葉と下草、山野草、苔による心がほっと致す庭になりました。

亀石と鶴石を配置致しておりますので、鶴亀の庭とさせて頂きました。

庭の亀石
写真上:亀石

石組の滝から水が清らかに落ち、苔と青紅葉のコントラストが心を癒します。

本堂から見ても、翠陰苑から見ても心が休まる庭となりました。

鶴亀の庭

本堂にお参りの際は庭もご覧ください

お檀家さん、永代供養墓へお参りの皆さん、水子供養へお越しの皆さんは、お庭を自由にご覧いただけます。

本堂へお参りを致された後は、是非ご鑑賞下さい。

コロナで疲れた心も少しは落ち着くと思います。

庭を歩いてほっとした気持ちになって頂きましたら、お寺冥利です。

そして、本堂前が今までは足場の安定が少し悪くお参りが少し不自由でした。

石屋さんのご尽力にて平石を張りましたので、大変お参りがしやすくなります。

翠陰苑を作庭いただいてからは、びっくり致すくらいに本堂にお参りいただく皆さんが増えました。

当院の本堂は、普應殿といって、皆さんの願いに普く(あまねく)応じてくださる千手観音様をお祀りしています。

お参りの皆さんは、本堂の前で、南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)とお唱え頂き、合掌礼拝下さい。

さて、本日は土曜日です。

コロナにて外出が致しにくい時節ですが感染予防に十分なご留意を頂きながら、水子供養へお越しの皆さんが多くお越し下いました。

朝から忙しい時間を過ごさせていただいております。

有難く、嬉しいことです。

水子供養の方は蓮華堂に自由にお参りください

霊源院の水子供養の一つ、くぎ掛け供養はご存知のように小さな地蔵尊を本堂でご回向を致した後に蓮華堂で1年間お祀り致しております。

水子供養には、朝7時から夜9時まで沢山の方々がお参り下さっています。

1年が経過致しますと、継続更新が無い時は私がお供養を致し、お焚き上げ致します。

灰の一部は、蓮華堂右外の子安地蔵尊へ埋めますので、一年の期間を満了後に更新されない方々も熱心にそちらへお参り下さいます。

くぎ掛け供養をもう一年更新された方は、本堂で一緒にお供養をさせていただき再度蓮華堂へ地蔵尊を奉安致します。

有り難いご縁に心から感謝

本日は4回目の継続更新のお方がお越し下さり無事に更新頂きました。

お礼を申し上げ、帰路の安全をお伝えいたし、お別れ致しました。

私は檀家さんへのお参りが御座いましたので駐車場の車へ向かいました。

車に乗り込む前に何気に前を見ますと先程の継続へお越しのお二人がおられました。

ご挨拶を致し、車のナンバーを見ますと、岐阜ナンバーです。

岐阜からお越しですかとお尋ねいたしますと、笑顔でハイとのことでした。

ご遠方から粛々とお越し下さるご縁に、本当に有難く感謝いたします。

こんなに遠方からご縁を頂ける霊源院の水子供養。

皆さんのお気持ちにこれからもより一層お応えできますよう、精進を誓いました。合掌

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