お墓を建てるのにかかる費用の相場は?

2022.04.21

京都東福寺霊源院のお墓のコラム

建墓にかかる費用の相場は?内訳もご紹介!

お墓を建てたいとお考えの方にとって、気になるのが費用だと思います。

今回も大学生の方から寄せられた記事を参考に、お墓を建てるのに必要な費用や内訳を紹介させていただきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

霊園でお墓を建てるときの費用相場をご紹介!

埋葬の仕方によって、費用相場は異なります。

ここでは、次の3つの埋葬の仕方について、それぞれの相場を紹介します。

1つ目は一般墓です

調査によると、2019のデータでは一般墓の平均出費額は176.2万円でした。

墓地と墓石の総額ですが、墓地使用料は市街地は高めで、郊外や山沿いでは安めの傾向があります。

墓石については国産の石材では高くなる傾向があります。

2つ目は室内墓地です

納骨堂にはロッカー式、仏壇式、自動搬送型などのタイプがあり、それらによっても異なります。

平均出費額は87.7万円でした。

室内墓地は、市街地にある寺院の境内にある場合が多く、交通至便な場所での一般墓では、ハードルが高いと感じる方にはおすすめです。

室内墓地には永代供養付きが多いところが魅力です。

3つ目は樹木葬です

樹木葬は、様々な形式があります。

都市部においてもコンパクトな墓所スタイルのお墓は、費用が安い傾向があります。

平均出費額は68.8万円でした。

お墓にかかる費用は

お墓に必要な費用は、場所によっても価格が大きく変わる傾向があります。

関東や関西などの都市部では、墓地使用料が高いのため、比較的狭めの墓地に人気があり、狭い墓地での墓石工事代は安くなる傾向があります。

郊外や山沿いの墓地では、墓地使用料が安めのため広い墓地が多いのですが、墓地面積の比例して墓石工事代は高くなります。

ご予算的に墓所の確保が難しい人は、合祀墓という選択肢もあり納骨費用の目安は10~30万円程度です。

こちらで紹介させていただいたのは、あくまで費用の目安になります。

最近では、お墓の種類も沢山出来ましたので、平均出費額と大きく違う場合もありますことを、ご理解ください。

お墓の費用の内訳をご紹介!

ここでは、お墓を建てる際の費用の内訳を4つに分けて紹介します。

1つ目は永代使用料です

永代使用料とは、墓地を使用するための費用です。

お寺や霊園に墓地の使用を申請後に一括で支払うのが一般的です。

墓地使用料を納付後は、子々孫々墓地を使用できます。

ただし、永代に亘って使用するためには、墓地使用者が亡くなった際に承継手続きが行われ、次に紹介する墓地管理料の納付が条件になります。

相場は50~150万円くらいで、お墓にかかる費用の多くを墓地使用料が占めます。

墓地使用料は非課税です。

2つ目は墓地管理料です

墓地使用権を維持するための費用です。

墓地管理料は、定期的に納める必要がありますが、年間での相場は、2000~15000円程度です。

墓地の区画数が多い公園墓地では安めの傾向があり、区画数の少ない寺院境内墓地では高めの傾向があります。

墓地管理料は、霊園や寺院境内墓地の規模によって消費税が必要な場合があります。

3つ目は墓石代です

墓石代には石材一式・彫刻料・付属品・据え付け工事代金が含まれます。

工事代金は、施工を依頼した店舗に支払います。

墓地の広さや石材の産地によって価格は大きく変わりますが、相場は100〜200万円です。

墓石を購入の際には消費税が必要です。

4つ目は、その他の費用や御布施など

上記以外にかかる費用には、法要の際などにかかる費用が挙げられます。

霊園によっては開眼供養の祭壇準備料や立ち合い費用が必要であったり、お坊さんに渡す御布施などがあります。

納骨法要を伴う場合は一周忌などの法要を一緒にされる方も多く、遠方より親戚がお越しの場合は会食の席などを用意するのがマナーだと思います。

まとめ

今回は、お墓を建てるときの費用相場と、内訳を紹介しました。

ぜひ参考にして、後悔しないお墓選びにお役立てください。

お墓に関して、ご不明点などございましたら当院にお気軽にご相談ください。

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