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お墓について思うこと

2021.02.16

お墓について少し

少し前になりますが、京都の綾部市の奥の方へお墓じまいの作法のご依頼を受けて行って参りました。

ご縁を頂きました、永代供養墓(浄心壇)のお施主さんからのご依頼です。

ご自身、娘さんは大阪に家族でお住まいです。

娘さんしかおられないので永代供養のお墓ということでご縁を頂きました。

ご両親がお亡くなりになられ、暫くは大阪から実家の管理に通われ、お仏壇もお守りなされてらっしゃいました。

お墓は山の上ではありませんが、里山の奥の方とのことでした。

しかし、いよいよ、仏壇、お墓の御守りが困難ということで、墓じまいと仏壇じまいを決められたとのこと。

日時をお約束致し、現地にて待ち合わせを致しました。

車でのどかな風景を味わいながら、現地へ向かいました。

生活するには空気も景色も綺麗で食べ物も美味しく良いかとは思いました。

しかし、日本中がそうであるように、少子高齢化の進行は止めようがないようです。

先ずは里山のお墓へ参り、お墓じまいのご回向をさせて頂きました。

周りを見回しますと、施主さんのご先祖が累々と築いてこられた歴史を感じさせるお墓が。

お骨をお墓から頂き、残られた分はこの里山にて自然に帰っていかれることとなりました。

先祖の歴史がここで中断致すようなお墓じまいですが種々の事情を考えた中での決断。

間違ってはいません。

大事な故人、ご先祖は新たに得た永代供養墓を終の住処と致していただけると信じています。

もちろん、当たり前に通常墓(累代墓)をお守りできれば良いのですが、それが不可能となる社会情勢は如何ともしがたいことです。

しかし、この私に繋がる大事な故人、ご先祖のついの住まいは無くてはなりません。

これからはもちろん合同のお墓(合祀墓)も有効な選択対象にはなると存じます。

散骨、自然葬、樹木葬と様々な埋葬、お守りの仕方が今は提示されています。

もちろん、これらを否定するものではありませんがお墓へ向かって故人、ご先祖へ礼拝致すということは残っていって欲しい願います。

その流れの中で熟成されて提案されている永代供養墓を、私はお勧めいたしたく存じます。

皆さんへお願い「お手洗いの消灯について」

外のトイレは、お墓へお参りの皆さんや水子供養でお参りの皆さんにお使い頂いています。

男女を分け、新たに作り直しましたことは過日、ご報告致しました。

週に一度、専門の業者さんに掃除をお願い致しております。

それと共に、皆さんが丁寧に、綺麗にお使い下さっていますので環境は良好に保たれています。

有難う御座います。

只、昼間にお使い頂く率が高いからでしょうか。

電気がついたままの時が多いです。

節約の精神は忘れたくありません。

私も小まめに見て、消し忘れを発見致しましたら消灯を心掛けてはいますが。

何卒、御使用後の消灯確認を宜しくお願い致します。合掌

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