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室内にある永代供養墓とは?種類とメリットやデメリットを紹介します!

2021.09.05

京都東福寺霊源院の永代供養墓コラム

室内永代供養墓の種類やメリット・デメリットなど

「室内にある永代供養墓のメリットとデメリットを知りたい」

このようにお考えの方は多いと思います。

永代供養墓は、室内外に存在しますが、室内にあるからこそ得られるメリットやデメリットがあります。

今回は、室内の永代供養墓について解説します。

室内にある永代供養墓の種類は?

永代供養墓には、様々な種類があります。

その中でも、最近では街中の寺院などに造られた室内墓地(堂内墓地)が注目されつつあります。

室外にあるものとして、樹木葬や墓石を使った永代供養墓などが挙げられます。

これらは比較的イメージが湧きやすいですが、室内にある永代供養墓にはどのようなものがあるのでしょうか。

個別の納骨壇

納骨壇は、室内に個別に納骨スペースが設けられた施設です。

施設内に並んだ各家のお仏壇に遺骨を収蔵するタイプや、壁に沿ってロッカーのような形のお墓など、予算に応じた選択が可能です。

遺骨は骨壺のまま収蔵しますので、お墓の移転が必要になった場合の改葬も可能です。

合祀墓

合祀墓は、他の人と一緒に納骨されるタイプのお墓を指します。

合祀墓は、室外にモニュメントが建立されているものもありますが、室内に用意されているものもあります。

室内にある合祀墓の多くは、床を貫通した地中部分に造られた大型の納骨室に納めますが、他の人のお骨と混ざってしまいますので、先々に取り出すことはできません。

室内の永代供養墓のメリット、デメリットとは?

次に、室内の永代供養墓を選ぶメリットとデメリットを紹介します。

メリットについて

天候に左右されない

1つ目は、お墓参りの際に天候に左右されない点です。

寺院の境内に併設された施設内のお墓では、法事や法事後のお墓参りを、天候に左右されることなくスムーズに行っていただけます。

新しく造られた施設のほとんどがバリアフリーで、中には葬儀会場、法事室、会食室などを備えた規模の大きな施設もあります。

交通アクセスが良い

2つ目は、アクセスがしやすい点です。

室内の永代供養墓を設けている霊園は、比較的都市部にあることが多く、アクセスがしやすいです。

駅から徒歩でお越しいただけるところが多く、免許証を返納後もお墓参りの心配が少なく、高齢化社会に沿った永代供養墓ともいえます。

デメリットについて

デメリットは、施設内には沢山のお墓がありますので、密な環境のところが多い点です。

室内にある永代供養墓の施設は限られた土地に造られており、二階建てや三階建てなどの所も多く、施設には沢山の方々がお参りをされます。

そのため、お盆やお彼岸などのシーズンにお墓参りをすると、施設内が混み合ったり、駐車スペースに苦慮したりする場合があります。

まとめ

以上、室内にある永代供養墓について解説しました。

今回の記事を参考に、室外にある永代供養墓のメリット、デメリットも踏まえて、室内の永代供養墓を検討してみてください。

当院では、永代供養墓に関するお悩みや相談を随時承っております。

何かお困りのことがございましたら、気軽にお問い合わせください。

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