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樹木葬を考え中です

2021.01.21

永代供養墓の紹介でお世話になります、オフィス石太郎の柳田です。

最初にお話ししておきますが、霊源院さんで樹木葬を始めるわけではございません。

本日は、小難しいことは一切抜きにして雑談的な雰囲気でダラダラとブログを書かせていただきます。

ずいぶん前の話ですが、もともと筆者はサラリーマンでした。

初めに、なぜ?そこの会社に就職を決めたかということに触れさせていただきます。

実は、そこの会社のマークに「新しいこころ文化を創造する」という文字が入っているのを見て、大いに気持ちが揺らぎました。

「新しいこころ文化って何?」

「創造できても1日経ったら新しくないってこと??」

「永遠に創造し続けろってこと??・・・」

「そもそも、何故「こころ」がひらがな??」

正直、そのマークをみた筆者は、何なんだこの会社は?と、衝撃を受けました。

定年までに答えは見つかるだろうか?と思いながらも、結局入社してしまいました。

新しいこころ文化とは何か?の意味が不明なままに、日常の仕事が始まりました。

ただただ営業をする毎日を続けなければいけない雰囲気です。

人には向き不向きがございまして、筆者にはそのような毎日は無理な気がしてまいりました。

そのような毎日ではございましたが、ダラダラ考えることが好きでした。

商品のデザインに凝ってみたり、新しい販売方法を考えてみたりして、それなりの結果を出す日々を過ごしておりました。

10数年が経った頃、たしか新年恒例の会みたいな集まりでのことと記憶していますが、マークから「新しいこころ文化を創造する」を外すという発表がありました。

ずーっと毎年欠席していましたが、久々に出席したら「おぃおぃ、嘘でしょ」と思うのような社長のお言葉でした。

その時に「だから、うちの会社は・・・ボソボソ・・・これからは・・・」みたいな説明がありました。

先代がお亡くなりになって随分経ちますが、社内体質の改善ということなのでしょう。

仕事を通して他人様のお役に立ち報酬をいただくという目的は同じです。

ただ、社長が目指しているものと、窓際社員の筆者が目標にしているものが違うわけですからやむを得ません。

その時は、「やーめたっ!」と思いながら、戦意喪失のまま静かにお話を聞いていました。

他にも退社をする理由がございましたが、中でも一番端っこの方の窓際族の筆者は、後輩達の出世を喜ぶ日々を過ごしていましたので、新しいこころ文化の創造が追及できない以上、特に未練のようなものはございませんでした。

それからしばらくして自分で石材店を始めることにいたしました。

長くなってしまい大変申し訳ございません。

ようするに筆者は、気になったことにこだわり、答えが見つかるまで考えるのが好きということをお伝えするために長々と書かせていただきました。

 

いま世間では、樹木葬のお墓が一大ブームです。

本来の樹木葬は、山林に墓碑の代わりに植樹をして埋葬するという雄大な匂いのするものでした。

只今世間でブームになっています樹木葬は、墓地の一角の樹木葬専用区画に埋葬するというスタイルが確立された、いわゆる都市型樹木葬と呼ばれるものです。

何も都市型樹木葬を否定するために書いているのではございません。

市街地で、すでに確立された樹木葬のスタイルですが、「みてくれ」や枝葉の部分を変えるのではなく、もっと根っこになる部分を見直すことはできないかを考えています。

本来の樹木葬は、自然の山々・四季・長年続けられた埋葬習慣(その時代は土葬でしたが・・・)を活かした発想から生まれたものです。

キーワードは「活かす」かな??と、何となくドンヨリした気分ですが、「お寺の歴史?」「過去⇔現在⇔未来??」と、何をどう活かせばよいのかを断片的にダラダラと考えています。

これには正解がないのが救いで、全ての答えが正解なのかもしれませんが、お客様から共感を得なければ元も子もありません。

そこで、皆様にお願い申し上げます。

墓地でお墓参りの皆様にお会いした際に、もしかしてご意見をお聞きするかも知れませんが、その時は宜しくお願いします。

本当に長文でごめんなさい。申し訳ございません。

永代供養墓の企画・設計・施工
(有)オフィス石太郎
京都市南区西九条蔵王町11
電話075-693-7345(10:30~18:00)
毎週火曜・第2第4水曜定休

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