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大変なことです。

2024.01.05

大変なことです。

元旦の朝、テレビの報道に釘付けになり、家内と二人で顔を暫く見合わせました。

テレビから流れる石川県の地震と津波警報の知らせです。

二人で「とんでもないことが、よりによって元旦に」と口をついて出ました。

この日、私はたまたま、お寺の掃き掃除を致しており、玄関の辺りを掃いていますと、玄関正面の高い背丈の樹木が「ゆさゆさ」と揺れてます、しかし、少し気味の悪い風が強いめに吹いていましたので、その為かなと思った次には、お寺の庫裏正面が「がたがた」と揺れました。

それでも、地面の揺れを感じることが出来ませんでしたので、やはり気味の悪い風のせいかなと思ってしまいました。

そんな時、水子さんのお参りにお越しのご夫婦が丁度、蓮華堂から出てこられましたので、「新年、おめでとうございます」と申しあげた後、先程は「地震の揺れではないですかね」とお尋ねいたしますと、やはり「揺れていませんよ」と申されました。

さあ、それからお寺の中に戻りテレビをつけますと大変なことがテレビに映っているではありませんか。

東日本大震災、神戸大震災の時もそうでしたが地震の被害は時間が過ぎるに従い増えて行きます。

家内と「被害が少ないと良いね」と話し、報道に注視致しておりました。

それでも、時間が経つに従い、酷い被害の様子が伝わることとなりました。

辛い場面が連続で伝わり、本当に切ない気持ちが大きくなって来ました。

お亡くなりのお方も時間が過ぎるに従い、増えて行き、何とも辛い報道が切れ目なく、今日に至るも続いています。

お亡くなりのお方様のご冥福をお祈りいたし、辛い被害をお受けの皆様には心からお見舞いを申し上げたく思います。

先ずは、これから厳しい生活を余儀なくされる被災の皆さんへのご支援の呼びかけが始まると思います。

京都も北陸には比較的近い所に位置致しており、勿論、他所ごとのお話しではありません。

可能な支援を致したく、心がけたく思っています。

悲しい悪ふざけは、許せません。

多くの識者、知名人のお方が意見なされている、SNSを使ったでたらめの情報の拡散、そして悪意に満ちた悪ふざけ、絶対に許せません。

本当に天罰が下ります、これから以降そのような悪ふざけが出ぬよう心から強く願います。

先ずは他者の身に起きた辛い、禍(わざわい)を我がこととして感じられる人になることを強く意識したいものです。

大変な年明けとなりましたが、ご縁の皆様には本年も何卒、宜しくお願い致します。

今年も檀家さん、永代供養墓にてご縁を頂戴致している皆さんから多くの年賀状を頂戴致しました、ご丁寧なメッセージと共に有難く拝読いたしました。

有難う御座いました、大変出な来事に始まる新年となりましたが、それでも、日々は粛々と重ねられてゆきます、先ずはご自身の健康にご留意頂き、充実の時間を積み上げてゆけるように致したいものです。

報告とお知らせ。

過日、3日の日に本山での御祈祷札の祈祷が終わりましたので、お寺に戻り、本堂にて息子二人と共に、檀家さんのご先祖、永代祠堂の諸霊位、そして、永代供養墓の諸霊位へのご回向を致しました、ご報告申し上げます。

又、恒例の御祈祷札はご希望なされているお方様には郵送でお届けいたし、玄関にはお持ち帰り頂きます様、御祈祷札を5日から置きます。

御希望のお方様はお持ち帰り頂きます様、ご案内致します。

辛い出来事から始まりました、2024年ですが、これからも日々はあっという間に過ぎゆくことと思います、体調も含め、油断をせずに日々の暮らしを積み上げ下さいますことを祈念申しあげます。合掌

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